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2022.11.2

高校入試の変化

皆さん、こんにちは。スリーアップ兵庫中央教室の黒崎です。
前回は大学受験の仕組みについて話しましたが、今回は現代の教育改革に伴って変化している高校入試について語ります。

2021年に学習指導要領が改訂されたことは記憶に新しいですが、
そもそも学習指導要領はなぜ改訂されるのでしょうか。

まず、日本の学校教育は「現代社会に生きるための力を養う」ことを目的としています。
しかし、現代社会は大きく変わっているため、その変化に対応していかなくてはなりません。

例えば、youtubeなどの新しいメディアの参入やドローンや空飛ぶ車などの新しい技術が生み出され、
前例のない問題に対応していく力が求められます。

※空飛ぶ車は早ければ2023年に実用化される可能性があります。


参照資料:https://toyokeizai.net/articles/-/613267

そこで「知識」の獲得だけでなく、「自ら考える力」「それを表現する力」「問題を解決するための判断する力」
重視されるようになってきています。

つまり、学習指導要領は社会状況の変化に対応するため改訂されるのです。
そして、上記の「思考力」「表現力」「判断力」を培うため、教科書も改訂されました。
※通知表の評価項目にもこの3つのワードが出てきています。

中学校の教科書では、以下の新たな単元が追加されました。

数学「四分位範囲と箱ひげ図」
英語「原形不定詞」「現在完了進行形」「仮定法」
理科「ダニエル電池」

2023年の高校入試ではこの単元が出題される可能性が十分にあります。
これまでの過去問だけでは対応できないので、注意しましょう。

また、知識を問う問題ではなく、複数の資料から読み取る問題が増えてきます。
暗記だけでは対応できないので、必ず他県の入試問題から新単元の問題や資料の読み取り問題をこなしておきましょう。

 

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