西神中央教室
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2025.8.23
新学期に向けて、子供たちのやる気を引き出す声のかけ方
夏休みももうすぐ終わりですね。
こんにちは、スリーアップ西神中央教室の橋本です。
さて、8月末や9月の前半には課題テストがやってきますね。残りもう少しですので、夏休みの宿題の分からない問題や、質問があればすぐに教室に持ってくるようにしましょう。
前回の夏休みの過ごし方は順調に守れていますか?夜行性になっていませんか?
生活リズムがズレていくと、朝に起きることが難しくなってしまいます。
夜遅くに勉強するということは、エネルギーを使うため難しいということでしたね。
今一度自分の生活を見直して、9月につなげていきましょう。
今回は保護者の方の向けのお話。
「新学期に向けて、子供たちのやる気を引き出すやり取り」です。
橋本にも小学生と中学生の子供がいます。夏休みを満喫していますが、徐々に学校が近づいてきており、少し不安な様子。
学校イヤだな・・そんな直接的な言葉は言わなくても、もう夏休み終わりか・・と気にしています。
私からすると、早く学校始まってくれ!と思うのですが、子供たちには子供たちに不安があるようです。
夏休み明けの子どもは、学校への不安や疲れ、生活リズムの乱れなどで「やる気が出ない」状態になりがちです。そんなときは、プレッシャーではなく「安心」と「共感」をベースにした言葉が効果的。子供達が新学期を前に不安そうにしていたら、声をかけていきましょう。
1. 不安や緊張を和らげる言葉
もし子供たちが、新学期を前に不安になっている場合。新しい勉強や、夏休み明けで学校が不安になっているなと感じた時は、
- 「緊張してるのは、ちゃんと頑張ろうとしてる証拠だよ」
- 「大丈夫。少しずつ慣れていけばいいよ」
- 「無理しなくても、戻っていくうちに慣れるからね」
▶ 子どもは、夏休み明けに「授業についていけるか」「友達とうまくいくか」といった不安を抱きがち。まずは安心感を与えることが大切です。
2. 自信を持たせる言葉
- 「○○ちゃんは、前も頑張ってたよね。今回もきっとできるよ」
- 「あなたのペースで大丈夫。やればできる子だもんね」
- 「お母さん(お父さん)は、○○のことを信じてるよ」
▶ 小さな成功体験を思い出させるような声かけが有効です。
3. 共感と寄り添いを示す言葉
- 「夏休み終わるの、ちょっと寂しいよね。わかるよ」
- 「行きたくない気持ちもわかる。でも、一緒にがんばってみようか」
- 「今日は何が一番楽しみ? それがあると少し楽になるよね」
▶ 無理に「ポジティブにさせよう」とするより、「気持ちを受け止めてくれる安心感」がやる気の火種になります。
4. モチベーションを引き出す言葉
- 「今日、学校から帰ったら好きなおやつ買いに行こうか!」
- 「頑張ったことを、今日の夜に教えてくれたらうれしいな」
- 「行って帰ってきたら、お家でゆっくりしようね」
▶ ゴール(=帰宅後の楽しみ)を提示することで、「とりあえず行ってみようかな」という気持ちを促します。
NGになりやすい声かけ(逆効果になる例)
- 「サボってばかりじゃダメでしょ!」
- 「他の子はちゃんと行ってるよ」
- 「いいから早く行きなさい!」
▶ プレッシャーをかけると、「やる気」ではなく「拒否感」を強めてしまいます。特に繊細な子には要注意。
意外と学校に通い始めると、モヤモヤも解消されて、いつもの生活に戻ることも多いと思います。実際橋本がそうでしたので。
昭和生まれの自分からすると、「何言ってるの!早く行きなさい!」と怒られたものですが、今は時代も変わって、相手の気持ちを考えて声掛けをしないといけない時代になったようです。
自分の時代はキツく言われたのに、自分が言うときはこんなに気を遣うのか、と、このブログを書きながら感じました。
ですが、今の子供たちはSNSなどの昔とは異なった悩み事が多いため、自分の時と同じような対応ではダメなのかもしれませんね。
自分もアップデートしていこう、と思いました。
まずは安心して初日を子供たちが気分よく通えるように、声がけをしてみましょう。
子供たちのことで勉強や学校生活などで不安なことがございましたら、スリーアップまでご連絡ください!