垂水教室
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2021.9.27
模試の活用
夏終わりに受けた模試を順次返却しています。
受験の迫ってきた中3生は食い入るように成績表を見ていますが、中1、中2の人は点数・偏差値が「良かった」「悪かった」だけで終わっていないでしょうか?
もちろん成績の良し悪しは気になるところだとは思いますが、一番に見てほしいところはそこではありません。
よくある例ではありますが、「自分は数学の基本はできているが、難しい問題になると出来なくなるので難しい問題の練習をしよう」という話は毎年のように生徒から上がってきます。
もちろん成績もその通りで、後は複合・発展問題の問題慣れだというケースもありますが、それ以外での取りこぼしが原因で得点できていないケースの方が実際多いです。
特に模試でも試験でも大体最初にくる計算問題の箇所で数問何かしら計算ミスをして、さらに難しい問題も分からず解けないという状況は本当に多いです。
「落ち着いてやったら解ける」と言っても、毎回数問を計算問題で落としてしまっているのであれば、それは計算が出来ていないんだという認識を持ってまずその精度を上げることから始めないといけません。
今は数学の一例でしたが、成績表には各問題の正答率が書かれていますので、全体の正答率が6割、7割もある言わば「正解すべき」問題を取りこぼしていないか、取りこぼしているなら何が原因か、今の自分はどの問題を正解できるようになるべきかなど、他にも見るべき箇所は多分にありますが、まずそこから模試の活用を進めていきましょう。