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2025.3.9

大学入試に向けて今から動き出しておこう

大学入試も私立入試の後期日程や国公立入試の合格発表が始まってきておりいよいよ佳境となっていますが、今回はその大学入試を控えた高校生に関してです。


中学生の頃は入試1年前の中3からが受験生だという意識で当時過ごした人もいるかもしれませんが、新高3生の人は、秋の総合型選抜や公募推薦などを考えると、もう残り半年ほどとかなり日が迫ってきています。
その上、高校内容はただでさえ各科目の範囲が広く、同じ感覚ではなかなか間に合いません。

単純計算ですが、受験科目が3科目で、受験まで残り半年間となると1科目あたりに割ける時間は2カ月ほどです。
その2カ月間で自分の志望としている大学の問題を解いて、満点までとは言わないにしても7~8割を正解出来るという段階にまで持って行くと考えると、思っている以上に時間がないと感じるのではないでしょうか。

それだけに受験日程からの逆算を意識し、まだ受験に向けた勉強を始められていないという人は、「春休みから」「3年生になってから」ではなく、学年末考査が終わり一番時間の使いやすい今からどんどん始めていきましょう。


新高2生はここまでの1年、「どの科目もしっかり頑張る」という意識でやってきた人が多いのではないでしょうか。
特に、指定校推薦などを考えている場合、高1~高3の1学期までの全科目の評定平均が問われるものが多いため、全ての科目に全力で取り組まないといけないことが多いです。
ただ、ここからはそれだけでなく自分の志望校と照らし合わせながら、勉強に取り組んでいく必要があります。

国公立の志望であれば、全ての科目を使うというイメージがあるかも知れませんが、大学によって特定の科目が必要なかったり、配点が違うなど科目ごとの重要度が違います。

1次試験となる共通テストでは、多くの科目を受験しないといけない場合が多いですが、2次試験の場合はもっと必要な科目が少なくなります。
そうすると、例えば2次試験で英語と数学が必要な場合、単純には自分自身が一番伸ばさないといけない科目はその2科目となり、今の得意・不得意と合わせて取り組む科目の比重を考えていく必要があります。

一方で、私立の志望であれば基本的に3科目を使用する形になりますので、科目が少ない分、その科目の勉強の比重をより考えて勉強に取り組んでいく必要があります。
指定校推薦を考えているという人も、もし上手くいかなかった場合を考え、同様に取り組んでいく必要があります。

学年末考査も終わり、一息つきたい時期ではありますが、改めて自分の志望校はどこで、そこを受験するためにはどの科目が必要なのか、一番伸ばすべき科目はどれなのか、このあたりが決まっていない人はじっくりとこの春に考えてみましょう。

とは言え、大学の数や入試形態は本当に多く、自分1人で理解・把握するというのもなかなか難しくなってきています。
勉強で困っている人はもちろんのこと、受験情報の多さに困っているという人も是非スリーアップにお越しください。

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