鈴蘭台教室
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2025.6.22
共通テストまであと半年!今すぐ始めるべき科目別対策
こんにちは。スリーアップ鈴蘭台の黒崎です。
早い人では総体が終わり、部活を引退している時期です。
塾ではこの時期、受験生たちが本格的な受験勉強にギアを上げ始めています。
今回は「共通テストまであと半年」というタイミングで、今すぐ取り組むべき科目別対策と、
夏休みにやるべき勉強、さらに国公立/私立の取り組み方の違いについてお伝えします。
① 夏休み中に為すべきこと 〜“時間の使い方”が合否を分ける〜
夏休みは、1日10時間以上の学習時間が確保できる貴重な期間です。ここで何を重点的に進めるかが、秋以降の伸びを決定づけます。
英語:語彙・文法の完成
まずは単語帳(ターゲット1900など)を1冊仕上げる。
ターゲット1900ならば産近甲龍レベルでは1500個まで、関関同立以上であれば1900個まで英単語を暗記。
単語帳によるが、志望校によっておさえる単語量が異なります。
文法はNextStageやVintageでおさえる。1周のみでは定着しないので、周回しよう。
数学:各単元の解法をおさえる
基礎計算・典型問題の復習と並行して、共通テスト型(特に資料読み取り・グラフ問題)に挑戦。
解法を理解、または解答パターンを把握していくために青チャートを取り組んでいこう。
国語:現代文の読解力強化と古典文法の基礎固め
毎日1題でも現代文読解を習慣に。
古文は単語(読んで見て聞いて覚える古文単語帳)・文法(ステップアップノート)のインプット完了を目指しましょう。
理科・社会:インプットはこの夏で勝負
共通テストは“思考力型”の傾向がありますが、知識量がなければ対応できません。
まずは教科書を使って徹底暗記。サブテキストとしては一問一答や用語集があれば良い。
まとめると夏休みはどの教科もインプットを徹底してください。
② 共通テスト対策で重要なこと ~ただの暗記では対応できない~
共通テストは、かつてのセンター試験と比べて以下の特徴があります。
- 思考・読解・資料処理力が問われる
→ 単に覚えるだけでなく、「文章から必要情報を読み取る力」「データを根拠に判断する力」が必要です。 - 問題文が長く、時間配分が難しい
→ 特に英語・数学は時間との戦い。普段の演習から「時間を測って解く」ことが鉄則です。 - マークミスやケアレスミスが致命的
→ 自己採点力も重要。夏以降は「マーク練習」も意識し、毎回の模試を本番と同じように取り組みましょう。
本格的な取り組みは9月からでも良いですが、大学受験の対策は過去問で始まり、過去問で終わると言われております。
まずは1年分の過去問を解き、各科目の問題傾向を知ったうえで対策を考えると良いでしょう。
例えば、英語の過去問を解く事で、自分の語彙力がどれだけ足りていないか痛感すると思います。
その方が、語彙力の強化に力を入れようという気持ちが強くなるはずです!
③ 国公立大志望 vs 私立大志望 〜夏の学習方針の違い〜
国公立大学志望の人は…
- 共通テスト:5〜7科目が必須
→ 英・数・国+理社のバランスが命。苦手科目を放置すると致命傷になります。
→ 夏は全教科の基礎インプット完了を目指すべきです。 - 2次試験のことも意識
→ 早い段階で記述対策にも少しずつ着手(特に英語と数学)しておくと◎
私立大学志望の人は…
- 共通テスト利用型 or 一般入試型の選択により戦略が異なる
→ 共通テスト利用型なら、国公立と同様に共テ対策を。
→ 一般入試型(例:英・国・社)なら共テはあくまで併願用。そのぶん私大の過去問や形式に近い演習に時間をかけられます。 - 科目数が少ない分、1科目の完成度が合否を分ける
→ 特に英語の完成度は私大志望にとって生命線。文法・語彙は“完璧主義”で臨むべきです。
最後に:夏の過ごし方が秋の伸びを決める
共通テストまで半年。長いようで、実際はあっという間です。
特にこの夏は「基礎の完成させる」黄金期間。
今、何をどう進めるかで、秋の成績・冬の志望校の選び方までも変わってきます。焦らず、でも一歩一歩確実に。
塾では一人ひとりの志望校・現状に合わせた対策を丁寧に行っていきます。共に夏を乗り越えましょう!
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