鈴蘭台教室
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2025.10.13
志願理由書の書き方
皆さん、こんにちは。
スリーアップ鈴蘭台の黒崎です。
この時期は大学入試の総合型選抜と学校型推薦の対策をしている受験生が多いです。
鈴蘭台教室でも面接や模擬授業、志望理由書の添削の対応を行っております。
今回は志望理由書にフォーカスして語ろうと思います。
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志望理由書とは?
志望理由書は総合型選抜と学校推薦型選抜などを受験する際にほとんどの大学に提出する書類です。
大学によって問われるテーマや文字数が異なります。
まずは志望大学のホームページにアクセスをして、志望理由書の中身を確認しましょう。
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志望理由書を書く前に分析
いきなり書き始めるのではなく、自己分析、志望大学の分析から入りましょう。
作文のように考えながら書いても内容は浅いものになってしまいます。
そもそも志願理由書なんて、人生で初めて書く人がほとんどではないでしょうか。
書きたくても書けない状況だと思います。
自教室の生徒には過去と現在と未来の3つの時制に分けて箇条書きにして整理してもらっていました。
【過去】
人は過去の集合体です。過去の経験が今の自分を形作っています。
これまでの人生で頑張ってきたこと、志望する学部の分野のエピソードを書いてみてください。
例えば、医学部であれば病院や医療、病気や怪我などについて記載してみる。
医学部を目指すようになった動機、きっかけが見つかるはずです。
【現在】
過去を見つめなおすことで、今の自分の適性や資質が見えてくる。
自身の長所や短所、課題や何をなすべきなのかを考えてみましょう。今の立ち位置を認識する。
志望大学の分野の現状の把握(例:現在の医療技術や問題点)
【未来】
将来、何をしたいのか。そのために大学で何を学びたいのか。
未来へのビジョンを描いてみましょう。
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チェックポイント
「志望理由」
面接でも必ず聞かれる項目です。
志望大学のどこに魅力を感じたのか、何を学びたいのか。他の大学との違いを認識しておく必要があります。
そのためにはHPから理念やアドミッションポリシー、カリキュラムなどを見ておきましょう。
「中学校・高校で頑張ってきたこと」「自己推薦・自己アピール」
これも過去と現在から考えて書いてもらいますが、注意点があります。
頑張ってきたこと、アピールポイントがその大学・学部にマッチした内容にしましょう。
頑張って英検2級を取得したことをアピールしても医学部に結びつきません。
海外の医療技術も学びたいため、英語の論文を読む時に役に立つなど何かしらの繋がりを作ってアピールする。
そして、未来の話に繋げるとより良いでしょう。
それでは、推薦入試や総合型選抜(旧AO)で合格を勝ち取れるよう頑張ってください!