西神中央教室
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2023.10.7
声のかけ方を考える
教室で様々な生徒達を見ているのですが、家に帰ると小6の娘と小3の息子がおりまして。休日には子供たちの勉強を見ながら成長を見守る日々。同じように生活をして同じご飯を食べているのですが・・・。
2人の勉強に対する取り組みが全く違う!・・・なんで?
娘の方は学校から帰ってくると、アイスを1本食べてすぐに宿題を始めます。でも算数と英語があまり好きではなく、質問してくることもしばしば。基本まじめで忘れ物もほとんどない。でもあまり勉強は得意ではありません。
問題児の息子。学校から帰ってくるとランドセルを部屋の真ん中に置いて即遊びに行く。この暑いのに長ズボン。そして外ではマスクを片時も外さない。ずっとコロナでマスクをしていたため、家の外=マスクをするところになっているらしい。鬼ごっこしながらマスク・・・苦しくないの?
こちらは算数が得意で図工が苦手。そして勉強中に変なことをする。
自分が小学生だったとき、早く解放されたかったので宿題は一刻も早く終わらせたいものでした。怒られない程度の字の丁寧さで、なるべく間違えることもなく、説明を受けることもなく、早く終わらせる、ということが目標でした。
しかし息子は・・・
ノートに変な物を書くのですよ!絶対に消して書き直しになることが分かっているのに!
漢字の書き取り中に「きゅうにおなかがへってきた」とか何故かノートに書くんですねぇ・・。思わずなんで?と言ってしまうのですが。自分も男子小学生でしたが、まったく違う・・。
勉強も遊びながら取り組むし、片頭痛持ちなので学校も時々休んでいるのですが、なぜか算数や国語の理解は息子の方が良い。
本当に謎だらけの息子なのですが、夏休みにポスターの宿題があって、それだけ全くやらない状況だったのですよ。なんでやらないのかなーと思って聞いてみると、
「図工には正解がないから、間違えてすぐツッコまれることがイヤ」だったらしい。
なるほど!?空を緑色に塗ったら「緑なん?」と聞かれることがイヤだったらしい。
何気なく聞いてしまうことがダメだったんだなぁと反省。「ポスターに間違いは無いよね」と盛り上げながらやらせてみると、あっという間に終わった。子供の集中力おそるべし。
声のかけ方1つで、けっこう変わるもんだなぁと痛感。今後の子供たちへの声掛けも意識しておこうと感じた夏の終わりでした。